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死が二人を分かつまで~パラレルペダルT2~R18腐二次創作T2その愛と死
リボンの海~R18腐弱虫ペダル二次創作手嶋目線
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新しい部品欲しくてバイトを始めたが、マズい、仕事が手につかない。
何でこんな場所に配属されるんだ。
ファンシーショップのラッピング部門なんて…
毎日毎日リボンと包装紙と格闘する。
そしてリボンに触れるたびに、あいつのもの問いたげな視線が蘇る。
自分でかけたりボンに絡まって、俺の部屋で、俺の帰りを待っていた…
鳴神というネームプレートをつけた、元気のいいオバチャンが、缶入りティーを差し入れてくれる。
(何でこの人俺がコーヒー派じゃないって知ってんだ?)
「ごめんねえ。仕事の相方があたしで。あんたみたいなハンサムちゃんは、リリちゃんや」
とオッパイを強調し、
「みなちゃんみたいな」
と長い髪をひけらかす仕種をする。
「キレイどころと働けた方がモチベーション上がるでしょーに」
「そんなことないですよ。俺鳴神さん好きだしそれに」
学校じゃないんだから、ちょい軽口叩いといてもいいかな…?
「彼女いるし」
頭の中には金髪の、気難かしい顔が浮かんでいる。
「どんな子どんな子? 美人? かわいい? 甲斐甲斐しい?」
ひたすら俺、上気する。
思いつくのは一言だけ。
「俺には最高の彼女です」
余ったリボンと重複リボン、棚下ろしの時に数合わなくて、捨てちゃえとなった謎のリボンたち~どうやら前の担当者が、ニーズでなく、シュミで注文しまくったものらしい。それで、もういないんだろう~を、持ち帰って良いと言われたので、
貰って帰った。
女子とかに分けたら喜ぶかな。
寒咲マネの友だちのあの子、顔立ちの割にオトメチック度高…
手の中の、サラサラの手触りに欲情する。
俺の/
宝/
金色の…
電話した。
すぐ来い。
もう一度、リボンの海で溺れよう。
一緒に居たい。
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