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1時間目・何でも屋の時間
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普通の公立中学校、花上中学校の最上階である4階にひっそりと佇む1つの看板
『何でも屋 色んな相談受け付けます』
部員は2人。1人は俺、1年の中林優介。もう1人は……
花中1の変人であり天才の2年のかぐやさん。
かぐやさんは中性的で美しい容姿、天才的な頭脳と運動センスを持つ、いわゆる完璧少年の手本のような人なのに、いや、そんな人だからこそ変わっている。
まあ、俺はそんな人を好きになってしまったんだけど……
理由は単純に一目ぼれ
元々俺はそういったものに偏見はなかったけど、それにしても気づいたときは驚いた
とまぁそんなこんなで俺は今絶賛部活動中な訳だが……
「おい優介、暇だ」
「俺に言われても困ります」
今のかぐやさんは依頼人が来ないせいでイラついている
…俺にこの状況をどうしろと?
困り果てていたその時、
コンコン…
部室のドアを叩く音がした
「はい、どうぞ」
「し、失礼します…」
入ってきたのは俺と同じクラスの男子だった
「君、名前は?」
「田代一真です」
「田代君か、相談したい事は何だ?」
田代は緊張してるのか、表情が固い
まぁかぐやさんの見た目じゃ仕方ないよな…
かぐやさんは中学生にもかかわらずピアスとかしているから…
すると突然田代が勢いよく話し出した
「あのっ、先生になってくれませんか!!」
…………………
「「はい?」」
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