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身体と心
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山崎と千鶴は今、葵の身体と心を診察している
まずは顔、顔には切り傷、あざなどがあった
それと同じものが身体中にあった
そして背中、背中にはひどく大きい傷があった
いや、もう傷とは言えないものかもしれない
赤黒いものが背中全体をおおっている
千鶴「っ……」
山崎「なっ…」
その傷を見て千鶴は息をのみ山崎は驚いた
まだ治りきっていないのにまた上から傷つけられたのだろう
それはもうひどいことになっている
山崎は背中の傷を触ってみた
葵「ぃ、や………」
葵は声をあげた
山崎「スマンっ…痛いか?」
葵「はい…少し……
傷つけられたことを思い出してしまいました…」
山崎「そうか…悪いことをした」
ふと足を見てみたら右足が大きく腫れあがっていた
千鶴「っこれは…どうしたの?」
葵「ここにくる少し前…なにかかたくて重いもので殴られました……」
千鶴「なんで早く言わなかったの?」
葵は当然のように答える
葵「聞かれなかったから……」
千鶴「でも痛かったでしょ?痛いときは言ってね?」
葵「…はい」
次に心の診察?をした
千鶴「いやなこととかある?」
千鶴が聞く
葵「いろいろ…いや……」
千鶴「特にいやなことは?」
葵「…暴力……
あと……なんでもないです…」
千鶴「そう…話せるときに言ってね?」
こうして心の診察も終わった
今の葵の状態は
背中には塗り薬を塗っている
あざが特にひどいところには湿布
右足には動かさないようにあて木をして包帯をした
山崎はこのことを幹部に報告しに行く
千鶴は葵のことろに残して来た
葵になにかあるといけないからだ
部屋の前につく
山崎「失礼します」
歳三「入れ」
近藤「で、葵くんの様子は?」
山崎「はい。身体のいたるところに傷、痣がありました。とくに背中はひどく赤黒いおおきな傷があります。その傷は触ると嫌がるのでさわらないで下さい。さらに右足の骨は折れています。しばらく動かさないほうがいいでしょう。」
近藤「そうか…ひどいな……」
土方が口を挟む
歳三「んで、精神状態は?」
山崎「はい。暴力は一番いやがっています。
なので軽くでもたたく等のことはしないで下さい。それだけでも痛いようですし、前のことを思い出してしまいますから。それと話したくないことがあるようです。むやみに探るのはご遠慮ください」
歳三「わかった…お前らわかったな!」
次つぎに返事をする
総司「わかってますよ」
一「了解しました」
平助「はいよー!」
左之助「わかったよ」
新八「おうよ!」
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