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夢
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葵の病状を聞いた次の日の朝
沖田と斎藤は葵と話しがしたいと思い葵の部屋にはいった
総司「葵くん、入るよーー?」
聞いても何も返事がない
不思議に思い襖を開けてなかに入った
一「寝ているのか?」
葵は仰向けで寝ていた
朝といってももう9時半だ
そろそろ起きてもいい頃だろう
総司「寝てるねぇ…葵くんすごいかわいい
僕襲っちゃいそう♪♪」
一「やめろ総司」
斎藤が静かにとめる
総司「やだなぁ一クン冗談だよ」
一「お前が言うと冗談も本当のことに聞こえる」
総司「そうかな?」
こんな雑談を少ししたところで葵がうめき声を上げた
葵「…ぃ、や……やめ…て………ごめ…なさ…い……!」
葵は顔をしかめてとても苦しそうだ
総司「ん?どうしたの⁉︎葵くん⁉︎」
一「総司!慌てるな、葵を起こそう…」
そう言って葵を少しトントンとたたいて起こさせようとする
総司「葵くん!葵くん!」
葵「……っん……ハッ」
葵が起きた
身体はすごく汗をかいている
一「葵。大丈夫か?」
沖田と斎藤は心配そうに葵を覗く
葵「……へ……平気です…大丈夫です…少し夢を…」
葵は答えた
とても大丈夫とは思えない顔色で
総司「そんな顔色わるいんだよ?大丈夫じゃないでしょ⁉︎」
沖田は思わず強めに言ってしまった
ハッと思った
葵には強く言ってはだめなんだと
葵「ごめんなさいごめんなさい……」
葵は謝り出してしまった
一「そう謝るな…総司も心配してるだけだ」
斎藤がそう言うと
葵「大丈夫です…わかってます…今のは癖で……大丈夫です…」
その様子を見て沖田は言った
総司「もう!僕達の前で無理しないでよ!弱音はいてよ…大丈夫だから…」
一「そうだ…俺達の前で無理をするな」
沖田は葵のことを拾ってきたから他の誰よりも心配なのだろう
斎藤も静かながら心配している
葵「はい……」
総司「ねっ…約束だよ?」
葵「…はい、ありがとうございます」
沖田と斎藤はあえて夢のことを聞かなかった
いや大事だから心配だから聞けなかったのだ
葵が話すまでまってようとおもった
葵はこの時はじめて人を信じようとおもった
それから総司と斎藤は葵といろいろなことを話した
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