アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
町へ
-
葵が新選組の屯所に来て約2週間ほどがたったある日のこと
今日は体調がいいようなので葵を町に連れて行くことにした
足はもうすっかりとは言えないが治っている
もちろん連れていくのは沖田と斎藤だ
総司「んじゃ、いってきまーす♪」
近藤「ああ!楽しんでこいよ?葵くん!」
葵「……はい」
葵はまだ沖田と斎藤意外には遠慮しがちだ
一「では行こうか」
葵「はい」
少し歩いて町に着いた
いつもと変わらないようすで賑わっている
葵の右手と左手には沖田と斎藤の手が握られている
総司「葵くん、どこいこっか?どこでもいいよ?好きなところ」
葵「あっ…はい、えっと」
葵はあたりを見渡した
そうすると葵の目に一つの看板が目に止まった
葵「あ、あれ…」
葵が指さしたものは「だんご」と書かれた看板だ
一「ん?団子がいいのか?では行こう」
団子屋にはいり三色団子を三つ注文する
少しして三色団子が届いた
葵「わぁ、おいしそう…」
総司「ホントおいしそうだね!食べよっか」
葵「いただきます」
総司「いっただっきまぁーす」
一「いただこう」
葵の団子は一口サイズの1/4くらいにカットしてある
葵「んっ、おいしい」
一「だな、みんなで食べると一人の時よりおいしいもんだ」
総司「じゃあ屯所の皆に買って帰ろうか」
一「そうだな………待てお金は誰が払うんだ?」
沖田は当たり前のように言う
総司「一クンに決まってるでしょ」
一「ハァ…やはりか」
そんなたわいもない会話の様子を見て思わず葵は笑ってしまった
葵「ふふっ…」
笑うと沖田と斎藤が葵の方を見る
総司「笑った…!今笑ったよね‼︎見てた一クン!」
一「あぁ…見ていた…かわいいな」
総司「だよねっだよねっかわいい〜」
葵「あっえっと…」
葵が困りはじめる
一「あぁごめんな?葵があまりにもいい笑顔をするもんだから…」
総司「これからも笑ってな?ね?笑ってたほうがいいことあるよ」
葵「はい…!」
一「そろそろ出るか」
総司「そうだね、葵くんお団子買ってかえろ」
葵「はい…!」
そう言って団子を買って店の外にでる
一「そろそろ帰るか」
総司「だね、あんまり葵くんにムリさせられないし…葵くん今日楽しかった?」
沖田が葵に問いかける
葵「はい…!とても楽しかったです。また来たいです」
総司「そっか…じゃあまた来ようね?ねっ、一くん」
一「そうだな、また来よう」
屯所への帰り道、前から歩いてくる一人にまだ気づいていない………
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
17 / 30