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城島 空
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獅音side
昨日の帰り道先生から雑用を押し付けられて7時くらいに、自転車をおしながら家まで帰ってる途中だった。あいつの作った飯くって風呂入って、今日は何していじめてやろーか考えてながら機嫌良く帰ってた。
そしたらあいつにあった…
城島 空(じょうしま そら)
中2の頃真白にトラウマ植え付けたやつだ。あの事件の後すぐ親の都合で転校していったはずだ、なんでこんなとこにあいつがいるんだよ。
「あれ?一ノ瀬??」
何人かの女を連れてる、まぁ、中学の頃から顔も悪いわけじゃなかった、モテるんだろう。
こっちに気付いたのか歩み寄ってくる。
「城島……なんでここにいるわけ?」
「ははっ!久しぶりにあって一言目がそれか…まぁしゃーないか。」
ニコニコした笑顔で話しかけてくる。
「なんでここにいるか聞いてんだけど?」
「そんな怖い顔すんなよ!またこの近くに戻ってきたんだ。高校も近くの高校に通ってる」
「あっそ。」
「…なぁ、ちょっと話さねぇ?」
「俺は話したくねぇ」
とにかく家に帰りたかった。もう8時だし、飯も作ってるはずだ。それに城島の取り巻きの甘ったるい香水つけた化粧もケバい女達が俺にベタベタひっついてきて鬱陶しかったし、匂いに吐きそうになってた。
でも、こいつが言った一言で俺は城島に付き合わざるえなかった。
「…真白の話なんだけど?」
「………行く」
なんだかとても嫌な予感がした。
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