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本能
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獅音side
驚いた………どれくらいかっつーと、姉貴たちから面白がられてマシュマロにワサビ塗られてた時ぐらい驚いた……。
えっちしたい?…セックス?……一瞬それらが何なのか思い出せなくなりそうだった。………えっちしたいってこいつ分かってんのかな…いや、まえ教えた気がするしな……。
「……お前さ…えっちって何するのか分かってる?」
「……男と女が合体?」
合体って…間違っちゃいねぇけど……
「俺らは?男と男だけど分かっていってる?」
「どんだけ俺のこと馬鹿だと思ってんだよカス。分かって言っとるわ!!!!!」
「…男と男ってケツでえっちするんだけど分かってる?」
「…ケツで…そういえばそう言ってた……。…………………やっぱり俺が入れられる側かな?」
「間が長いわ!!何を考えるんだよ!!考えることねぇだろ!!!!この身長差で俺とかゴツイわ!!!!どう考えてもお前だろ!!!!!」
「……やっぱりそうなるよな…痛いかな…痛いよな…」
いや、やっぱりって!?!?!お前の脳中でまさか俺が突っ込まれてた図が少しでもあったの?!?!誰がどう考えてもお前が受けだろ!!!!ここで攻めになる方が衝撃だわ!!!!!!
「………………よし!!!こい!!!!」
いやいやいやいやいや真白くん!?!?!?!大の字になっていうそれ?!?!
「いや、よしこい!!!じゃないでしょ?!?!なにがどうなってよしこい!!!につながったのか教えて?!?!………いいのお前?俺からケツにちんこ突っ込まれるんだぞ?!?!」
まぁ突っ込むのは俺なんだけど、こいつが本当に理解してるのか心配でもう一度聞く。
「いいもなにも……俺お前のこと好きだし…好きな人に触りたいとか、えっちしたいって思うのって普通じゃね?……よく分かんねぇけど……………少なくとも俺は、お前にいっぱい触りたいし、お前とえっちしたいなって思うけど……これっておかしい?」
……もうほんとこいつ死ねよ…じゃないと俺が先にこいつに殺されて死ぬはめになるよ……なんなのもう…
「……俺、我慢できないかもしんない」
「しなくていいじゃん…てかするなよ」
「……明日のお前の腰とケツが心配」
「……お前が優しくしてくれれば問題ない。優しくして」
いや………努力はするけど…さ……お前が俺を煽らなければの話であって………多分………むり…だろうな…
「………努力はします」
「………お願いします」
…………ほんとにヤるのか…ヤバい……俺のほうが緊張してきた…変な汗出てきそう………あぁぁ、かっこ悪っ!!!……………でも、そりゃ俺だって今からえっちする相手は好きな…それも何年も好きなやつなんだから、緊張くらいするわ!!!!!……心臓めっちゃバクバクいってるけど…それは、緊張だけじゃなくて煽られてるのもあるかな…
「………真白、覚悟しとけよ」
「………だいじょーぶ……だと、思う…」
こいつも緊張してんのか…服脱がせるときに真白の白い腕が少し震えてたのに気づいた。
あーー……やばいな…すぐに食べちまいてぇ………これじゃほんとにライオンだな…
そう思いながら真白の紅い唇にキスをした…
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