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約束/響側(過去)
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約束の日...
広場にある大きな時計は13時50分を指している。
少し余裕を持ってきたのに
近くの道路には、そこには不似合いな白いベンツが一台止まっていた。
窓が少し開いておじさんが手招きをする。
こっちに来いという意味だと受け取った僕はその車の元に向かった。
「早かったね」
「おじさんこそ」
「乗りなさい」
ドアがあいて、僕はおじさんの隣に腰をかけ、シートベルトをかけた。
中は広々としていて今まで乗ったどんな乗り物よりも快適で気持ち良い。
「おじさん、どこ行くの?」
「響くんが、この間誘ってきたんじゃないの?」
「...なるほどね」
「楽しいことしに行こう」
まさかこの後、あんな散々な目に遭うなんてこの時は考えもしなかった...
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