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【クロ研】つづき end
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無言のクロが近づいてきて、そのまま腕の中へすっぽりと収められてしまった。
「……クロ?」
耳に当たる息がくすぐったい
「…せっかく……」
「……??」
「せっかく一緒にいるんだから、もっと構えよ……」
部活での主将としての顔じゃなくて、おれだけに見せる少し弱った部分。
こういうふうに言われてしまうと、ちょっとくらい構ってあげたくなる。
「………いいよ。どうしたらいい?」
そっとゲームを横に置いて、クロを抱きしめ返した。
「キス、しろよ…研磨から」
おれはクロに甘いのかもしれない。
「……………うん。」
でも、こんな休日もいいかも、なんて。そう思えるのは、きっとクロだからかな
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