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《菅原目線》
こういうところが可愛いんだよ。
俺は抱きついてくる影山をギュゥっとしながらヨシヨシする。
立ったまま抱き合うと俺の方が背が低いので影山を見上げる形になる。
影山が俺の上目遣いに弱いのはわかっているので、ちょっと誘ってみる。
『なぁ…影山。キスして…。』
そう言うと影山は顔を真っ赤にしながら俺に口付けた。
何回キスしてもドキドキする。
お互いの唇からそれが伝わる。
『菅原さん…俺…』
『わかってる。我慢できないんだろ?』
影山がコクンと無言で頷く。
『でもさ、今日は練習試合で他校に来てるし、ここではマズイんじゃない?』
そう、今日は練習試合で俺たちは他校に来ていた。
一応は体育館裏で隠れてはいるが、こんなところで事を始めると何が起こるかわからない。
お預けをくらった影山は下を向きながらショボくれているが、今日は仕方がない。
『今度しよ!!なっ?』
そう言うと何とか収まったようで、俺たちは練習に向かうことにした。
その時…
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