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合流 晴side
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程なくして遠くから走ってくる音が聞こえ、千夏が全力疾走してくるのが見える。
…しかしなんて早い足だ。
「晴ーっ! 待たせた!!
奏太くんは!?」
「音楽室か社会科資料室だ!
俺が先に行くから、お前は教務室に行って鍵を取ってからきてくれ!!
先生には奏里が話をつけてくれてる!」
「りょーかいっ! それじゃ!!」
二人して、脱兎の如く駆け出す。
奏太を助け出したい。
俺たちの頭の中にはそれしかなかった。
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