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意外3
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「お前かよ!!!!!!!!!!!!」
「俺じゃん!!!!!!!!!!!!」
見事に声が揃った。
「ちょ、え、ち、あの、ちょっと待て、俺も今すげえテンパってるから」
「いや、あ、うん、あのおれも、すごい、あのぉ、え、まじで?え?ほんとに?」
「ま、待って、今、当時の警察の人に連絡してみるから、」
数分後
「はい、ありがとうごさいます。」
通っていた精神科の先生を通じて、当時の警察官の人に確認を取った。俺を助けてくれた小学生のこと。
『違ったら違うって言ってください。その人の名前って、高槻弘夢、です…か?』
『ちょっと待ってな…えーと、お、そうそう!その子だよ』
『あ、そう、ですか、はい…ありがとうごさいます』
あの日、あの最悪の日、俺を地獄から救ってくれたのは高槻だった。
「警察の人、なんて?」
「…はぁ……………お前だってよ」
「ウワァァアアア!!!!!まじか!!まじでか!!!す、すごい、俺…そ、そんな事件に関わってた、え…ていうか、俺、尊くんともう出会ってた…………生きててくれてあ゛り゛がどう゛;;;;;;」
「そ、そんなん…俺のほうが…ありがとうだろ………」
やっぱり俺達は運命なのかもしれない。
「ゔぅ……たけるくん……いぎでる…しゅごいぃ……;;」
「いや、何がだよ。キモいわ。鼻水拭けや。」
「もうなんか、尊くんの全ての発言が有り難いお言葉に聞こえる」
「お前……………だいぶイってんなあ…………」
「尊くん…………しゅき……………………」
「…………言いたくないけど、俺も好き」
「ウッ;;;;;;」
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