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「…っ!!」
姫抱きされて高槻の部屋へ連れてこられたと思ったら、今度は乱暴にベッドへ放り出された。
すぐに高槻が俺の上に覆いかぶさってくる。
「ちょ、まっ、高槻!!」
高槻の胸を腕で押し、どうにかこいつをどかそうとしたが、高槻は思った以上の力で俺を押さえつける。
目は完全に欲情で染まっていた。
「た、かつきっ!!」
俺は怖くなって、必死で名前を呼ぶが、高槻の耳には入っていないらしい。
ベルトに手がかけられる。
「かっかんちょう!!!してないから!!!!!!」
そういえば、と思いだし、俺は高槻に訴えかける。
男同士は浣腸しねぇとだめなんだろ!?な!?
とか言いつつ、俺の玉は完全に縮こまってる。
「あー…そっかそうだったね…」
罰が悪そうに、ぽりぽり頭を掻きながら高槻が言う。
数秒後、
ぱぁっと顔が明るくなったと思ったら、さすが高槻だ、とドン引きを通り越して、感嘆した。
「神田くん浣腸したことないでしょ?俺が手伝ってあげるよついでに一緒にお風呂入ろう!!」
「…は?」
「そっそれでね、お願いなんだけどね、」
「やだよ?」
「俺がお風呂に入ってきたらね、『きゃっ!変態!えっち!!出てけ!』って胸とか隠しながら言ってほしいお☆」
「ぇ。ぜってぇやだから」
「そうと決まれば、さぁさぁ早くお風呂へGOだお☆」
こいつ聞いちゃいねぇよ!!
俺ちゃんと言えてたよね?やだって言ったよね??
腕を掴まれ浴室へ引っ張られる。
さっきも思ったが、こいつなんでこういう時だけこんな力強いんだよ!
抵抗しようとしても、俺に有無を言わせない。
そんなこんなしてる間に浴室へ到着。
「や、やっぱ恥ずいってってあああああああああ!!!!」
気付いたときにはもうすでに俺は高槻の手によって真っ裸にされていた。
高槻の手には俺がさっきまで纏っていた布っ切れたち。
「お、お前っ!いつの間に!!」
「へへへへ、神田くんの服いい匂いだおhshs」
「うおあああ嗅ぐな!!!!!」
高槻は俺の攻撃をさらりと躱し、俺を浴室へ押し込んだ。
「神田くんの身体が冷えるとダメだからね、さ、入って~」
「え、わ…暖かい…」
湯船にはお湯が張ってあり、ひよこも浮いていた。
しぶしぶだが、湯船に浸かって温まることにする。
おかしい。
高槻が入ってこない。
べ、別にあいつと一緒に入りたいわけじゃねぇけど!!
すりガラス越しに高槻の影が見えてはいるのだ。
しかし中に入る気配がしない。
……冗談…だったのかな…?
いやでもそしたらなんでずっとあこにいるんだよ。
もしかして、お腹痛い…とか?体調悪いのか………?
俺は心配になって、浴槽から立ち上がった。
「うううおおおおおおおお神田くうううううううううんんんんん!!!!!ハァハァ」
「ぎゃぁぁああああ!!!出てけ変態!!!」
立ち上がった途端、高槻がドアを開けて入ってきた。思わず俺は胸や股間を隠してしまった。ついでにひよこちゃんも投げる。
「ふはははは……完璧だよ、神田くん」
「ふぇ?」
「俺の期待通りだったお☆ハァハァ」
しまった。
驚いた拍子に、さっき高槻に『お願い』された台詞を叫んでしまった。
高槻の目が俺の股間へ。
ジロジロみんなよ!!
俺はいたたまれなくなり、再びお湯の中へ。
ちなみに。今高槻は最高潮の興奮状態である。
「べっ、別に俺はお前に頼まれたから言ったわけじゃ…っておい!狭ぇよ!!」
「2人で入ると密着度上がるねハァハァ」
狭い浴槽にでかい男2人。
絵面的にも大きさ的にもキツイ。
それに、生で肌が触れ合って………………
おおおおおおお俺はなにを考えてんだ!!
「お、俺、もう出るわ…」
俺は、ざばっと素早く狭い風呂から立ち上がった。
高槻が俺の腕をつかむ。
「…神田くん勃ってる…ヒュウm9(>÷σ)!」
自分のモノに目をやると、緩く曲線を描いている。気づかないうちに勃っていたらしい。
今まで勝手になったことなかったのに…!
カァッと自分の顔が赤くなるのが分かる。
「は、なせっ」
身体にうまく力が入らなくて、高槻の手が振りほどけない。
「嘘。期待してる。」
「して、ない!」
高槻は俺をじっと見つめてから、もう片方の手で俺のモノを掴んだ。
「ひっ、やだ…っ!」
俺が立っていて、高槻は湯船に浸かったままだから、
高槻の顔はほぼ俺のちんこと同じ高さで、
なんでそんな凝視すんのっ!!!
「み、見んなぁ!!」
「はは、なんか視姦してる気分……」
ゆるゆると高槻が俺のモノを扱く。
尿道辺りを爪でひっかかれて、上擦った声が漏れる。
「あっ!や、だっ…ひぁんっん、あ、そこだめって…!!」
「……ここ、好きなんだ?」
「好きじゃ、ねぇっあ!っあっ…ぅんっぁ、や、ンぁ…っ!」
足に力が入らなくなって、浴槽の縁に腰掛ける。するとさらに高槻とちんこの距離が近くなって、恥ずかしさが増す。けど、気持よさがそれに勝って、快感を求めてしまう。
ピンと上を向いて、今にもイきそうになっているそれから高槻が手を離した。
「ん…へ?なに…ぅわっ!!」
高槻が俺のモノを口に含んだ。
俺フェラはすんなって言ったのに…!!
「ひぁあっやっ汚いからっぁあっ高槻!だ、めって、…っはな、せっ!」
じゅるると卑劣な音が浴室に響く。
耳まで犯されている気分になる。
「あっやぁあったかつきったかつき…っ!!離せって、あ、うぁ、も、でるっ出るから…っ!!」
「ん…ひょのままだひて…」
口に含んだまま話されてその振動で射精が急かされる。
「んぁあっも、むりっイク……っ、ひぁあ!」
内ももがびくりと、痙攣して、高槻の口内に射精した。高槻はそれを飲み込んで、陰茎の中に残る精子を吸い出すようにまた俺のをしゃぶる。
「あっあっイッたばっか…!!」
「ん〜………おいひいお」
「んんっ!!」
じゅっと強く吸われ、俺はまた軽くイッてしまった。
「は、ぁ……もう離せ!!」
再びちんこを咥えこまれては困るので、べしっと高槻の頭を叩く。
「痛いっ!」
「てめーが悪い」
「でっでも、神田くんの汚くないし、むしろ綺麗だし、聖液だしっ!」
「ごめん、何言ってるか分かんねぇ…」
精液の漢字が違うような気がしたが、それを問い出すとヤバイ気がしてやめた。
ちらっと高槻を見ると、興奮でなのか、お湯に使っているからなのか、頬が紅潮している。妙に色っぽい。
今まで気づかなかったけど、こいつ、眼鏡とったら意外とかっこ、いい…?
「…き、きすでふか??」
「ちっげぇよ!!つーかちんこ咥えた口で俺にキスなんかすんな!!!」
前言撤回。眼鏡がなくても残念には変わりない。
その後、お風呂を上がってから高槻に浣腸の仕方を教えてもらった。
流石にそれを高槻に手伝ってもらうのは屈辱的すぎて、ハァハァしながら手伝うよ!?と言ってくる高槻を全力で拒否した。
「うおー……なんか、なんか嫌だ…!!」
もう一度風呂に入り、入念に洗う。
これからヤるのかということと、俺が挿れられる方というW攻撃。
毎回コレするのか………
男としてどうなんだ…………………
これは精神的にクる。
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