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召喚12
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俺がべそをかいている間に、高槻は手際よく後処理をした。
べとべとになった俺のパンツは、高槻が準備良く、持ってきていた俺の替えのパンツに。
ローターも綺麗に拭いて、紙袋に。
「そ、そろそろ泣き止まない…?」
「ふ、ん…あ゛ぁ?」
「ヒッ!ご、ごめん!」
「つ、か…これ全部テメーが悪ぃんだからな!」
「わ、分かってる、けど…………」
「あ゛?けど、なんだよ。」
「だって鈴子さんがローターくれるから、羞恥心に追い詰められてる尊くんが観たくなったんだよ!!」
とことん変態だなお前。
そんな願望のためだけに、動物園という公共の場所でローター使ってイかされた俺って一体。
「あ〜〜っ、本気でむかついてきた」
「うっ、ごめん…あ、でも可愛かったよ!」
「それ全然慰められねぇんだけど」
「ヒィッ」
なにが腹立つってやっぱりちょっと気持ちよかったことだ。
途中完全に目がイッてたこいつはドS野郎の素質バッチリだと思う。
そんで、若干芽生え始めてる俺のドM説。信じませんけどね!!
『もっしもーし』
「んぁ?誰?」
『みんなのアイドル♪佐藤だよーぅ!』
「俺ケー番教えたっけ」
『昇平からゲットだぜ!って、本題はそういうことでなく、そろそろお昼だから戻っておいで〜』
「んー、はいはいアンガトー」
「ん?」
「戻って来いってさ。」
「あ、うん、」
「…なに?」
「え、あ、いや大したことじゃないんだけd 」
「早く言えよ」
「ローター使ってる尊くん、気持ち良さそうだったから、さ……」
「は?」
「あ、う、だから、その…俺の、より…良かったの、かなあ…とか思っちゃったり」
な、なにこれ。言わせたいの!?羞恥プレイまだ続いてたの!?
俺と目を合わせようとしない高槻を見ると、結構真面目にこんなこと言ってるらしい。
ほんとに、馬鹿だなぁ。
俺もだけど。
「……お前の方が良いに決まってる。ほら、早くしろ!」
「えっ!えっ!ちょ、もっかい言って!」
「言うかバカ!」
「た、たけるくんっ!」
「っせえな!こっちみんな!」
たぶん、俺は今耳まで真っ赤だな。うん。
あ〜なんでこんなバカップルやってんだろ。ほんとはこんなんじゃねぇのに俺。
それも全部、こいつのせい。
高槻を好きになった瞬間から。
「てか俺お前のやったこと一生根に持つ。」
「えっ、」
「責任取れよ」
「あ、そこら辺は大丈夫です。これから先尊を手放すつもりないです。」
「っ、そういうところ!」
「ふぇぇ!なにが!?」
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