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少艾4
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こんちには
俺は今、秘密の作戦会議なう。
「どーする?やっぱサプライズ的なのやる?」
「サプライズねー………」
「あ。みんなでコスプレしよーよ!魔女っ子モモたんの!ちょうど5人だし!」
「さとちゃん…あのね、ボク達、高校2年男子よ?ごりごりよ?」
「そうだぞ。まず、穂樽の身長にあった衣装あると思うか?」
「ん〜……穂樽のは俺が作る!」
まずい。これはまずい。
これじゃあ土下座する高槻を突っぱねてまで逃げた意味がないじゃないか。
それに、なんだかんだ、みんな乗り気な顔をしてる。
なんとかして、回避せねば!!!!
「ぜ、ぜってぇ似合わねって!」
「それがおもしろいんじゃん!」
「さとちゃんがこんなやる気なんて珍しいね〜」
「やろうよ〜!やろうよ!やろうよ!やろうよーーー!!!!!」
「まぁ、さとちゃんがそこまで言うなら?って感じだな俺は。」
おいぃぃいいいい!!!!昇平!!!テメーが一番先に折れてどうするんだよ!!!!!!!!
「俺も〜!さとちゃんが衣装作ってくれるって言うし〜!楽しそ〜!!」
穂樽ゥゥウウウウウ!?!?!?!お前もか!?!?!??!?
「ま、お前らがやるっていうんなら、やるしかないな。」
ハァン!?!?!?!?!?堤まで何いってんの!?!?!!何言ってんの!?!?!?!?!
「ほらほら〜!かんちゃ〜ん!!!あとは君だけだぞ〜!!!!」
「うぐ…………」
「ね?ね?みんなでやれば楽しいよ?恐くないよ?」
「うぅ……………」
「高槻の誕生日だよ????」
「うぅぅぅわぁっかったよ!!!やりゃいーんだろやりゃあよぉ!!!!」
「ひゃっほーい!!けってーーい!!」
くそぉ!!くそぉ!!!!こんなはずじゃなかったのに!!!どうしてこうなった!!!!!
その日の放課後、衣装買い出しにさとちゃんと2人でショップに出かけた。
「何色がいいかな〜」
「ぴ、ぴんく以外ならなんでもいい!」
「ほーい、じゃかんちゃんピンクね〜」
「おいぃぃぃ!?!!?!?」
「だって高槻、モモたん推しだろ?だったらお前が着ないでどーすんの。」
「や、でもやなぁ…!!」
「俺が青で、昇平が黄色で、堤が紫、穂樽は緑っと。はいけってーい。」
口は笑ってるのに、目が笑ってない佐藤を見て、俺は反論できなくなった。
高槻生誕祭まであと5日。
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