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少艾5
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「…5万2000円になります」
「はーい!ほらかんちゃん!」
「お、おー…」
店員の『なんでこいつらこんな衣装買ってんの?』という冷たすぎる視線に気づかないように(無理なんだけど)、みんなから集めたお金で衣装代を払う。
やはり4着+穂樽の衣装材料もあると重いし、袋がデカイから目立つ。
(´;ェ;`)ウゥ・・・
そこでふと、あることに気がついた。
「あれ?衣装、しか買わねーの?かつらとかは?」
「衣装しか買わないの!ウイッグ高いし、似合ってない女装目指すんだからね!」
ニシシと天使のように悪魔が笑う。
あーほんとにやんのか。
もう衣装買っちまったし、逃げらんねぇ……
まだ5日猶予がある。心の準備をするのには十分、だろうか。
「穂樽のはさとちゃんが作るんだろ?そんな簡単に服って作れんの?」
この作戦が決まった時から抱いていた疑問を口にしてみた。
服なんて一般の男子高校生なんてほとんど作ったことないだろうし。
俺なんて中学の家庭科でエプロン作ったとき出来無さ過ぎて途中から先生がほとんどやってくれた記憶。
「ふはは!まっかせなさい!こうみえても自分で衣装作ってコスプレするし、ホタルにもたまに着てもらってイベンt…写真とか撮るんだよ!」
「へーすげー」
イベントって聞こえた気がするけど、なんの?
てか穂樽。付き合わされてんのか。
高槻に見つからないようにこっそりしながら寮に帰宅。
俺の部屋だと高槻にばれる可能性があるからってことで、一番安全そうな堤の部屋に衣装は置いておくことにした。
部屋で1人になると、急に女装への羞恥が俺を襲ってきた。
やる前からこんな恥ずかしくてどうすんだよ!!!!くっそ!!!
て、いうか…高槻が喜ぶってみんな言うけど、あいつモモたんの格好した俺とえっちしたいって言ってたじゃんんンンンンアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ってことは?俺がももたんになったら?コスプレえっちおk!って言ったことになる????ふぁ??????
だめだ、混乱しすぎて話し方が高槻。
コスプレえっちなんて恥ずかしいことできるわけねぇだろ!!ばーーーか!!!
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