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「そんなこと気にしてたの?」
その言葉にカチンときて、冷静に物事を考えられなくなっていた
「気にするに決まってんだろ!俺はお前みたいになにも考えずに生きてるわけじゃねえんだよ!!
俺はあの場所で上手く生きようと......」
「あんな風に、話すのでさえ苦しそうにしてるのに守りたいんだ?」
須藤は嘲笑うように言った
「馬鹿みたい」
彼の目は俺を映してしないように見えた。
そして冷たく言い残して去って行った
須藤は怒っていたのだろうか
いや、怒っていたけれどなんだか悲しそうにもみえた
呆れたのか
自分がこんなにも弱くて臆病だから
俺は須藤を傷つけたのだろうか
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