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俺の中での紀伊くんの印象は、いつも一人でいて周りのことなど興味ないっていうイメージだったからこうして一緒にお昼を食べていることがなんだか不思議に思えた
黙々と食べていると紀伊くんが口を開いた
「宮下くん、だっけ。君もゲイなんだってね」
「?!」
あまりにも直球で唐突だったからご飯を喉に詰まらせてしまった
「ごめん、大丈夫?」
紀伊くんは慌てる様子もなく俺の背中をさすった
「うっ...大丈夫」
俺は恐る恐る聞いた
「噂...聞いたの?」
「うん、まあ」
即答された
情報の早さは尋常じゃなく早くて泣きたくなった
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