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「お邪魔します...」
結局2人で話ができる場所といったら須藤の家で
須藤が靴を脱いでリビングに行くが俺は玄関に立ったまま言った
「須藤、」
ここまで来るとき須藤はずっと無言だった
きっとまだ怒っているのだろう
でもさっきのあの顔はなんだったのか今でもわからない
須藤はチラ、と横目で俺をみた
それを確認し、再度口を開いた
「あの時、お前のことなにも考えてないなんて言ってごめん
俺は周りの目ばっかり気にして嘘をついてでも自分を守りたくて
でもそれは俺と関係を持っている須藤のことも傷つけてた」
須藤は表情を変えずに俺と向き直って聞いていた
「俺も須藤たちみたいに堂々としたい、怖がらずに頑張るから...
いつも通りの須藤に戻ってよ...」
須藤や紀伊や南みたいに俺も先入観や周りの目を怖がらず歩きたい
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