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思い 嶺二×藍
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美風 藍side
今日はたまたま嶺二とふたりでバラエティー番組に出演した
僕たち二人はいま収録が終わったばかりでまだ楽屋にいる
嶺二は最近、仕事を入れすぎていたせいか爆睡中だ…
「まったくこんなところで寝たら風邪ひくって…」
「……ん〜……あと…ちょっと」
嶺二はちょっとだけ返事をした
相当疲れているんだろう
僕は密かに嶺二に思いをよせている
男同士でおかしいなんてことわかっているんだ
でも、それでも嶺二が好き
嶺二が寝ているだけでも愛おしく唇を奪いたくなる
「嶺二起きて?次の仕事始まるよ?」
チュッ……
僕は嶺二の額にキスを落とした
まるで何かをおとしたように…………
まだ伝えられないな……
藍は楽屋を出た
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