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体温 2
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奏と手をつなぎ、やってきたのは奏の部屋。
ベッドに横たわる奏に覆いかぶさって、俺は奏の顔中にキスを落としていく。
ヤバイぐらい心臓が脈打ってる。
今まで、こんなに緊張したことない。
「ふっ…」
まぶたにちゅっとキスを落とすと、奏がくすぐったそうに笑った。
「いつまで顔にちゅーしてんだよ」
くすくす笑って、俺の髪をすく。
「…なんか、緊張して…」
それに…
「男の人とは経験ないから…どーすればいいのか、分かんなくて…」
正直にそう言うと、奏は一瞬キョトンとして、そしてまたくすくす笑った。
「そんなこと考えてたのか」
「う…だって、」
「篤」
奏は両腕を伸ばして、きゅっと首にしがみついてきた。
「篤がしてくれるんなら、なんでもいいんだよ。
触ってくれるだけで…気持ちいい」
…殺し文句です、それ…。
「…じゃーいっぱい触っちゃうよ?」
「うん」
俺は奏の唇にちゅっとキスをすると、唇を耳の方へとずらしていく。
耳たぶを舌でくすぐると、鼻に抜けるような声をもらす奏。
首筋をたどって、反対側の耳へ。
「ふ…ん、ぁ…」
ピクリと奏の体が跳ねる。
その反応が嬉しくて、俺はもっともっと奏の肌を味わうように、舌を這わせた。
右手で奏のシャツをめくって、お腹を撫でる。
すごいスベスベ。
腰細いなぁ。
腰をたどって、だんだんと手を上にすべらせていく。
と、指先に触れた胸。
ちょっと硬くなってる突起を、くるりと親指で撫でた。
「んっ…」
「…ここ、気持ちいい?」
こくこくっと首を縦に振る奏。
俺は指先にもう少し力を入れて、クリっとこねた。
「あぁ…っ、ん…」
さっきより、硬くなった。
乳首、感じるんだ。
首筋に埋めていた顔を、下に持っていく。
シャツをグイっと上げて、あらわになったそこをぺろっと舐めてみた。
「んっ…ぁ…、ふ…」
唾液を含ませて吸い付くようにそこを舐めると、奏の口からは甘い声がもれて、体がぴくぴく跳ねる。
ヤバ…ホント理性ぶっ飛びそう。
奏のシャツを脱がして、俺も脱ぐ。
すると奏がすこしとろけた目をしながら、俺を見上げた。
「…俺も…触っていい?」
「…ドウゾ」
ふっと笑って起き上がった奏は、俺のお腹に触ってきた。
「ちゃんと筋肉ついてる…いいなぁ」
しばらくお腹を触っていた奏は、肩や腕、腰とかを触ってきて、またお腹に戻った。
奏の好きなようにさせていた俺は、奏の次の行動で思わず焦った声を出してしまう。
「…?!そそそ奏っ?」
「いいから、触らせろ」
そう言って奏は俺のズボンと下着にかけた手を、グイっと下に引っ張った。
いや、あの、その…そんなじーーっと見ないでクダサイ…。
わずかに反応した俺のモノ。
奏が指でツツツ…とたどった。
そしてきゅっと握って、ゆるゆると動かし始める。
「ちょ、奏…っ」
「いーから。」
そして奏はなんと。
「うっ…ちょ、奏…っ、んっ」
ぱくっと、口にふくんだ。
ちょちょちょ…!奏さん、待っ…!
舌を絡めながら顔を上下にゆすって、おさまりきらない下は手で…って、なにこれ、めちゃめちゃ気持ちいいんですけど…!
いまだかつて体験したことのない刺激に、俺は焦る。
奏の唾液なのか俺のなのか…滑りのよくなったそこは、さらに快感を生み出してくる。
「ん…っ、」
ちゅうっと吸われて、一気に限界が来る。
「ちょ、奏…!も…無理…っ、はなして…!」
こみ上げてくる射精感に、俺は奏の頭を掴む…が。
奏はさらに強く吸って、舌でグリッ!っとモノの先をいじってきた。
「う、あ…!ちょ…っ!――くっ、は…!」
その刺激に呆気なく達し、奏の口の中に出してしまった。
「わ、わぁ!奏、出し…」
コクン。
出して。と言い終わる前に、奏の喉が上下に動いた。
の、飲んだの…?!
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