アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
5
-
すぐに、僕は蓮二の元に走った。
「ねえ、蓮二、僕に復讐したくない?いいよ、蓮二が僕のものになるなら、僕は家も捨てるよ」
その日の夜に僕は蓮二に抱かれた。
あの時の、蓮二はいつもの飄々とした性格から想像できないほどに、ボロボロ涙を零して、僕を傷つけるように、犯した。
蓮二は僕をひどく憎んだが、何事もなかったかのように幸せに生きていくのが許せなかったのかもしれない。
僕は、家を出て、家族の話を無視して文字通り蓮二以外を棄てた。
エリート人生から蓮二が望んだように真っ逆さまに転落した。
蓮二は結局、家を継ぐのを辞め、教師になり、そのまま、この暗い関係が3年も続いている。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 30