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生意気言わないでくれるかな
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「哀川、その格好いつになったら直すんだ」
風紀委員長の坂田がうるさい。
服装違反って、少しアレンジしただけなんだけど。
馬鹿みたいに僕の名を連呼する。
僕に構うな暇人め。
無視して通り過ぎようとするが、腕を掴まれる。
こういう時に自分の非力さが嫌になる。
「似合ってるでしょ?」
「そういう問題じゃない」
「鏡」
イライラするにらみ合いに、助け船がでる。
向こうから二人の生徒がこちらに向かってきた。
関と立川か。
いつも、僕が困った時にくるとか、本当に君たちはストーカーなんですかね
声に反応した坂田の腕を振り払うと、足早にそこを立ち去った。
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