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「本当にあのど淫乱を躾けたいなら、身体で教えてやるぐらいの息じゃないとダメだよ」
そう、蓮二は鏡の恋人とは思えないほどに、鏡に対しての感情が冷たかった。
体の関係があるのも知ってるし、普通に寮で、一緒に住んでいるというのにだ。
俺はなんとはなしに、ためいきをついて、口を開いた。
「本当にあんたは、哀川の扱いが酷いな。あの自己中変人が盲信してるってだけでも、あんたは怖いもの無しだってのに。少しは優しくしてあげたら、あいつも喜ぶんじゃ、うっっ…」
言った瞬間に壁に勢い良く、押し付けられる。
神田は表情は変えずに、俺に顔を近づけた。
「生意気言わないでくれるかな」
サングラス越しに見えた彼の目に、強く恐怖感が生まれる。
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