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callme
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「よぉー豊蔵ー。」
「はよっ!」
まさか駅で一緒になるとは。
昨日自覚して早速って、
神様意地悪じゃね?
性格悪っ。
まぁどっちにしろ学校にいれば前後席なわけで。
顔を合わせないなんて無理だけど。
でも、心の準備がぁぁぁぁぁ!!
「でさぁー、、、豊蔵?」
「へっ!?いやっ悪い、、、なんも聞いてなかった、、、」
「おいおい大丈夫かぁ?」
なんて言いながら茶色の前髪をあげてオデコを出す。
ついでに俺のも。
コツンと。至近距離に神田の顔。
「熱ねぇよな。」
近い!!
「あれ?お前顔赤くね?」
その言葉を最後に意識を失った。
「いてぇ、、、」
腰に痛みが走って目を覚ました。
腰が痛いと思ったら駅のホームのベンチ。
よくある待合室の中。
となりにはスースー吐息を立ててる神田。
睫長ぇ。
そんなことよりなぜここに!?
「神田ー起きてー。」
左手で神田をゆすり右手で鞄を漁りスマホを出す。
時間は丁度ラッシュが途切れた10時半
やばい。学校どうしよう。
「神田っ!!」
俺は焦って本格的に神田を揺すり始めた。
「んーはよぉー」
のんきに伸びしてる神田にスマホを見せた。
「学校!!遅刻!!」
それでもニコニコしている神田にイラッとした。
「神田!」
「大丈夫ー。もう俺休みっていってあるし。」
神田によれば既に学校には俺が貧血で倒れた為家まで送ると言う話になってたそうだ。
「なんだぁー」
ホッとしたのもつかの間
「で、なんで俺ここで寝てんの?」
「いや、なんかお前具合悪そうで熱測ったら顔真っ赤にして倒れてそれでここまで引きずって、、、」
そこまでで神田は顔を伏せた。
「で?」
催促しながら顔を覗くと真っ赤だった。
つられて俺も真っ赤になる。
「そのー、えー、えーっと、、、、、した。」
「した?何を?」
神田は顔を隠して大きな声ではっきりと
「キスしたっ」
「ええええええええっ」
誰もいなくて本当に良かった。
いたら俺らすっげぇ迷惑。
「だって不意打ちで好きとか寝言言ってくんだもん。抑えてたのに馬鹿野郎 、、、」
「しょっしょうがねぇじゃん!寝てるときは嫌でも素直なになっちまうよ!!」
ん?なんか俺すんなり告白しちゃった。
「豊蔵俺のこと好きなの?」
茶色い髪から覗く黒い瞳に俺が映る。
「好きだよ。」
女の子みたいに可愛くもなければ小さくもないけれど。
それでもこの気持ちだけは本物だ。
「俺も、その、好きなんだ。同性なんだけれど、、、」
俺は少し近づいた。
関係ないよ。
こんな俺だけども。
そんな意味も込めて袖を握った
「豊蔵?」
お願いもっと名前を呼んで。
もっともっと。
好き。
callme end
結構無理やりになっちゃいました。
すいません(;´・ω・)
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