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担任も王道だった件
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この学園に初めて来てから早3日
ついに朝陽の初登校日が来た
「おい、朝陽ー。飯食い終わったなら、髪の毛ちゃんといつも通りにしろよー」
お前は俺の母ちゃんか。
ユウはなんと不良らしい。
確かに銀髪でピアスじゃらじゃらだが。
こんなに優しくて母ちゃんな奴が本当に
不良なのだろうか。
ユウは俺のこと怖がらない
だから俺もユウのこと怖がらない
初めて友達って思える人が出来たように思う
前の学校ではみんなに怖がられてたし
地元の親友も、家族ぐるみの付き合いのユミちゃんって年上の女の子だけだったから
男友達が出来て純粋に嬉しい
(ユウのこと、絶対に大切にしよう)
「ば、ば、バカ野郎!朝からそんな顔してんじゃねぇよ///」
思ってたことが顔に出て笑っていたらしい
(俺の笑顔、そんなにブサイクか…?これでも母上にだ。イケメンだと思うんだが)
※朝陽たんはテラ男前です!byおなつ
「も、もももう行くぞ!学校!」
「あ、待って」
何故か挙動不審なユウを手で制止して
朝陽はカバンの中からメガネを取り出す
「プハハハハ!何ソレ、何そのメガネッ」
瓶底メガネon俺の顔
(俺も初め見たときはあり得ないって思ったけど…嫌、でもつけた方が良いよな)
「初めてのプレゼント」
(馬鹿な弟からの。)
「そっか、まぁ良いんじゃねぇの?…朝陽の顔みんなにバレなくて済むし(ボソッ」
「?」
ユウがなんか言った気がするが特どうせくだらないことだろう。ここは放置だ
「…あ、もう時間。行くぞ」
見事にユウをスルーした朝陽は、郁人からもらった瓶底メガネをしっかり付けて校舎棟へと向かった
ユウと別れて職員室へ向かう朝陽
朝が早かったため他の生徒は居らず朝陽は少し安心していた
慣れているとはいえ、ああいった視線や暴言を気にしないといえば嘘になるからだ
コンコン
「編入生、難波朝陽です。伊吹先生はいらっしゃいますか」
「よぉ、はえーなぁ編入生」
だがそんな安心も朝陽の担任によってぶっ壊された
「ホスト…だと」
「誰がホストだ、バカタレ。どこをどう見ても立派な先生様、だろ?」
「いいえ」
朝陽は担任の問いに即否定した。
それもそのはず、朝陽のクラス。
Sクラス担任の伊吹 弥生(いぶき やよい)は
髪の毛は茶金、白のスーツに赤シャツでノータイ。それに加えピアスがじゃらじゃら。
なんかいい匂いするし、明らかにホストであった。
なんかいい匂いするし
※ここ大事 byおなつ
余計に顔が険しくなる朝陽
そんな朝陽を見て伊吹は笑った
「そんな睨むなよ、つか…思ってたより子供っぽいな。先生、安心したわぁ」
(どういう、意味だ?)
意味がわからず朝陽は混乱した
しばらく考えたが結局わからず、顔を上げる
「ッ!?」
伊吹の整った大人な顔が目の前にあり
ともすれば、口がくっきそうになる距離に
たじろぐ朝陽
すると伊吹は朝陽との距離をそのままに
クスッと笑ってから言った
「…調教しがいがあるって意味だ。それにお前の顔、とっても綺麗じゃねぇか、そんなメガネしたって近付いて見られたら意味ないぞ」
「!?」
言葉に気を取られた朝陽の唇に、伊吹の熱い唇が重なった
「んッ…はァんッ、んフ、あァ」
伊吹の大人な深いキスに朝陽の息と心は乱れ
漏れ出す2人の喘ぎとピチャピチャと耳を
犯すような卑猥な音が、朝の廊下に
響き渡る
「ハァ、ハァ…」
伊吹の猛烈な攻め技に、性的な経験の無い朝陽の腰はくだけ、それを合図に2人の間に銀色の糸が伝う
混乱と困惑から頭が真っ白な朝陽から
伊吹がメガネを取り上げ
元に戻した
※Why!!??
(コイツッ…ヤベェ。
ぱっちり二重の切れ長でまつげは超長くて
薄く形の良い唇は見た目にはわからねぇが凄い弾力でキスしたくなる。
肌はモチモチでキレくて、俺の手に吸い付いてくる……
俺がキスしたから、顔は赤くて瞳はウルウル。それに、無口で無表情なのにこんなエロい顔するとか。
反則じゃねぇの?
デケェ奴抱く趣味は無いが。
朝陽、お前だけ特別だ。
俺を本気にさせるたぁ、罪な男だぜ
覚悟、しとけよ?)
→
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