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「ひっ!」
しかし、ほくそ笑んだのも束の間、股間に何かが当たり、幸希は身体を震わせた。
「なに…?」
薄っすら目を開けると幸希の股間に膝を当て、意地悪げに微笑んでる新郎がいた。
「な、何してんだよ!トイレ行きたいって言っただろう!早く退けよ!」
幸希は必死で勝谷の身体を押した。
「嘘っぽい。」
そういって勝谷は更に深く膝を当ててくる。
「おい!ちょっ…」
幸希が口を開いた瞬間、その口は勝谷の唇に塞がれていた。
勝谷の長い睫毛がほんの数センチの所にある。
幸希は押し返そうとするが、ビクともしない。しまいには勝谷の舌が口内へと侵入しようと艶めかしく動いた。
(この野郎!)
幸希はカッと頭に血がのぼるのがわかった。
がリッ。
「痛っ!」
強く噛んだつもりはなかったが、幸希にも噛んだ音が聞こえたような気がした。
勝谷が幸希の身体から少し離れた隙に、幸希は勝谷の胸を思いっきり押した。
「はぁはぁっはぁっ…」
幸希は自分の中心を隠すように手を当て、急いで上半身を起こした。
「チッ。」
勝谷は噛まれた自分の唇に親指を当てて後退った。
勝谷の小さな舌打ちに幸希は益々頭に来て、勝谷の頬に平手打ちをした。
「なめてんのか!?」
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