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及影~シてほしいんでしょ?3
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〈side及川〉
プルルルル…
数回のコールの後すぐに岩ちゃんが電話にでた
『はい、もしもし』
「あ、岩ちゃん?」
かくかくしかじかありまして助けてほしいことを頼んだ
『…わかった。ただし今度飯奢れクソ川』
「らじゃーだよ岩ちゃん♪」
『さっさと影山出せ』
こういうとき、岩ちゃんは物わかりがよくて助かるよ
「はぁ~いっ…トビオ、はい聞きたいこと全部聞きな」
それだけ言って携帯を手渡す。
「…はぁ…」
トビオは頭に疑問符をいっぱい付けたままそれを受け取る
「…もしもし」
『おう。久しぶり、影山。…聞きたいことってあのクソ川が女の方がイイ…とかであってるか?』
「!…はい…」
『あのな、アイツもう女なんて好きになれないと思うぞ』
「え?どういう?」
『この間女子に囲まれてた時…、言ったんだよ。みんなの前で大事な相手が居るからごめんって。』
「そんなことが…」
『まぁ、今までのアイツなら女子の頭ぐらい撫でたんだろうけど、障りすらしなくて寧ろ距離取ったんだわ。だから、もう少し信頼してやってくれよ。影山』
「…はい」
『仲良くやれよ。じゃあな』
通話が終了したようだ
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