アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
及影~めいじ様リクエスト
-
〈side及川〉
「…トビオちゃ~ん」
「…なんですか」
「ACB48のこの娘かわいい~」
「…そうですか」
「トビオちゃんは~?」
「…俺は、前右から三人目」
二人で炬燵にはいって間抜けな声で会話する。
北一時代からもう4回くらいこれで年を越した。
そんなこともあり、双方家族ぐるみで仲良くなって家の行き来もしやすくなった。
今年も白紅歌戦争を見ながら好みの女子なんてくだらない話をしていた。
「ねぇー、トビオちゃ~ん」
「……」
お?
返事がないので起きあがって見るとすー、と穏やかな寝息を立てていた。
「…猫かよ」
音を立てずに近寄りじっくり顔を眺める。
すべすべで白い肌にほんのり紅い頬。筋の通った鼻、伏せられた睫は長く切れ長な目を縁どり、口はなんだか妖艶に濡れていて…
思わず触れるだけのキスを落とす。すると、身を捩り俺にしがみついてうぅ…唸った
クスリと笑い頭を撫でながら隣に横たわる。
『…3!2!1!ハッピーニューイヤー!』
「あっ」
年明けちゃったよ…
来年の年明けまた一緒に過ごせたらいいね
「明けおめ…トビオちゃん」
呟いてもう一度キスを落とした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
26 / 87