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菅影~めいじ様リクエスト
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〈side菅原〉
「さっびぃなぁ!」
氷点下夜中の神社は少々混んでいるとはいえ予想以上に寒かった。
白い息を吐き出して言うと隣で黙って立ってた影山がそっと懐炉をくれた。
「少し固いっすけど、よければ」
「マジ?サンキューな、影山!」
ありがたく受け取る。指先からじんわり暖かさが伝わってきて痺れたような錯覚に陥る。
「あったか…」
むぎゅむぎゅ揉み解していたらなんか変な気分になってきてしまった。
「…影山」
「はい?」
「帰ったらシようか」
にやりと笑って言えば影山は顔を真っ赤にして俯き小さく「はぃ…」と言った
「覚悟しておけよ?」
無事、初詣を終わらせ家で一戦交えた二人だった。
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