アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
牢獄監禁 日影
-
「はぁ…天国か…」
こんなに良い風呂に入ったことがなかった俺は既に一時間半近く入っていた。
…作戦まで後三十分。
ゆったりと乳白色のお湯をかく。浮かんだ薔薇の花弁がゆらゆら離れていく。
それを眺めて立ち上がる。
本当はもっと入っていたかったがそれは生きて戻ってきたときにしようと決めた。
「…なに、やってんだよ」
風呂場から出るとオレンジが仁王立ちしていた。
畳んでおいたはずの服はなく、代わりにオレンジの手には太いロープ…。
「ま、まさか…」
「…残念ながら、そのまさかなんだ。」
そう、死んだ目で呟かれ俺は趣味でもない、人生では初の亀甲縛りを食らった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
83 / 87