アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
感情
-
「ーーーーーーーーーー?ーー。ま...ーーーーー。まーー!...
まさき!」
「へ...兄さん?...ここは...」
僕は目覚めたら知らない部屋にいた。
僕の部屋ではないことはたしかだった。
壁、ゆか全てがコンクリートのようなものでできていて防音とかもしっかりしてそうな密室。
何故自分がこんなところにいるのか状況がよくつかめなかった。
しかも、僕はコンクリートの台に手足を固定されていて、何かに触れること、立つことができない格好だ。
「兄さん、この部屋何...?それに......なんで僕こんなふうになってんの...?」
僕は怯えていた。場所の問題でも格好の問題でもない。兄さんの異常さに。
笑っているがその目に光はなかった。
「そんなの決まっているだろう?
ずーーーっと、まさきといるために地下室に閉じ込めてるんだよ。
だって、まさきの手足を解放したら逃げちゃうだろう?」
怖い。誰か知らない人を見ているようだった。
兄さんの異常な愛が僕にむけられていることはうすうす知っていた。
でもここまでとは。
「兄さんなんか変だよっ!やめてよこんなの!僕は、僕は、こんなののぞんでない!」
そう言った瞬間兄さんから笑顔は消えた。
「...なぁ、まさきぃ...。どーして、俺がこんなに愛してるのにそんなこと言うんだ。
そんなの俺のしってるまさきじゃないっ!!!!!!
違う違う違う違う違う違う違う違う違う!違う!違うっ!!!!!
...だからさぁ、調教しようと思って。
まさきは俺のこと好きだから従順な犬みたいになってくれるよね?」
「調...教??...」
僕はもうもとには戻れないことを知った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 208