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転校生
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目が覚めたときにはもう朝だった。
兄さんも帰ってきていた。
「んっ…」
「あ、まさきおはよう。」
後から話をきいたところ兄さんが帰ってきた時には意識がとんでたらしい。
俺ってそこまで変態だったんだ…
「学校。いこーか。シャワー浴びてきな。」
「あい…。兄さん、今日もチャリのうしろ、のせてよね。」
「!!はいはい。」
そう言って兄さんは僕の頭を優しくなでた。
ガチャッ
「んじゃあ、いこ。」
「んっ…」
僕は兄さんにしがみついた。
兄さんはけっこうビックリしてた。
「なになに?今日積極的じゃんか。俺勃ったんだけど。」
「し、しらないよ。」
さすがに恥ずかしいから少し離れた。
「んじゃあ、今日6時教室に迎えにいくから。」
「うん。兄さ…あきら!がん…ばてっ…」
「!!ありがと。まさきもな」
そう言って兄さんは3階にあがっていった。
僕も教室にむかった。
だけど、何故か今日は2階が少し騒がしかった。
なんかあったのかな?
「春斗ー!おはよーーー!」
「むむっ!まさき!はよー!今日転校生来るんだってよ!それもハーフだって!!!やべーよな!2年生最高!!」
「へぇ…だから騒がしいのか。なっとくー。」
ま、興味ないけどね。
春斗はハーフに憧れもってるらしく、めっちゃ転校生に会いたがってた。
僕はいつも通り席についた。
|教卓|
□□□□□□
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□□□□□□
□□□□□□
春□□□□□
ま
俺の隣は誰もいないから多分転校生が隣にくるんだと思う。
春斗に席かわれよーとか言われたけど、この席けっこう気に入ってるからあげない。
ガラッ!
「席つけー。お前らはしってると思うが今日転校生がくる。仲良くやれよー。」
先生は廊下にむかって手招きをした。
「可愛こちゃんこい!」とか言ってるやつとか多かった。
僕は窓の外見てボーっとしてた。
ガラッ
「はじめまして。西川柚姫です。以前こっちにすんでました。よろしくお願いします。」
クラスからは黄色い声があがった。
男子もホモに目覚めたとか言ってた。
俺もびっくりした。
だって
「また、よろしくね。まさたん。」
俺の幼馴染。
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