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崩壊
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今は授業中なんだけど。僕は柚姫とはなしている。
柚姫は春斗とも仲良くなってクラスにもう馴染んでいた。
先生も授業中すこし柚姫に見とれていた。
チャイムがなって1時間目が終わった。
終った瞬間女子と男子がばーって走ってきて柚姫の周りに群がった。
だけど柚姫は俺と話したいからとか言って、屋上までいくことになった。
皆からの視線が痛いし怖い。
「本当久しぶりだねまさたん。」
「なー、全然あってなかったしなー。」
なんか柚姫のまさたんって呼び方懐かしい...。すごい落ち着く。
あっ、転校してきたこと兄さんしらないよね!3階行ってあわせてあげよう。
「柚姫!兄さん3階にいるから会いにいこう!」
「あきらかぁ...いいよ。」
ってことで屋上から3階に降りることにした。
僕は兄さんの教室の前まできた。
なんか緊張する。深呼吸、深呼吸。
よしっ!
「あきらいますかー?」
そう呼ぶと一人机に突っ伏してたやつが顔をあげた。
「んー?まさk…!?!?!?!?!?」
兄さんはありえないほど驚いた顔をした。
多分柚姫がいてびっくりしてるんだろーな。
でもそれは違った。
「てめぇ、なんでここにいんだっ...まさきに近づいてんじゃねーよ!!!」
って言って柚姫を殴った。
は?なんで?
それでも柚姫は笑ってた。
不気味に。
「酷いなあき兄...僕は『まだ』何もしてないんだけど?」
「てめぇっっ!!」
「やめて兄さん!柚姫を傷つけないで!いきなりどうしたのさ!」
僕はこんなこと言わなきゃよかったとあとに気づくことになる。
幸せな時間が崩壊する寸前の時だった。
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