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朝
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次の日僕は昨日のことで遅くに目がさめてしまった。7:00...。目も真っ赤になってる...。
階段おおりて居間に向かった。
兄さんの姿はもうなかった。
たぶん一緒に行きたくないから先に行ったんだろう。
じゃあ、僕歩きか。
僕はいつも通り征服に着替え、いつも通りテレビを見ていつも通り外にでた。
でも今日のいつも通りは今までのいつも通りとは違う。
となりに兄さんはいない。
昨日のことが嘘だったらって願う。
僕はとぼとぼと家から学校まで歩いた。
太陽がやけにあつく感じた。
学校につくと春斗がいつも通りに話しかけきてくれた。
「まさきおはよう!...なんか元気なくね?大丈夫?」
「つ!」
なんでこいつはこんなに鋭いんだか。
僕はすべてが春斗に見透かされてるんじゃないかとか思った。
「なんもないよ!それより春斗!今日体育1年と合同だって!春斗の好きな萌音ちゃんいんじゃね?頑張れよ!」
「ばっ!お前は声でかい!べ、別に俺は萌音のこと好きとかそーゆーんじゃなくてだな!」
「はいはいw」
春斗と話している時だけは何故かすごく落ちつけた。
ガラッ
「おはよまさたん。」
「柚姫...。その...大丈夫?ごめんね」
柚姫は頬に白いガーゼみたいなのをはってて痛そうだった。
「大丈夫だよ。あき兄が僕のこと嫌いなのは小さい頃からだもん。」
そう小さいころから兄さんと柚姫は仲が悪かった。
だからしょうがないとも思ったけど、昨日は兄さんがありえないほど怒ってた。
だから小さい頃からの中が悪いってことだけじゃないと思う。
きっと何かあるはず。
そう思ってモヤモヤした。
僕はその日も授業に集中しないまま一日を終わらせた。
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