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諦め
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あのあと春斗は僕を家に贈った。
そこに兄さんの姿はなく自分一人の世界だった。
僕はスマホで曲を聴いて癒されようと思った。
スマホを開いた瞬間メールが一通届いていると表示されていた。
送り主は兄さん。
急いでメールをみた。
手がかたかたと震えた。
だけどぼくはメールを開いた。
「っっ...!」
『さっきごめん。
好き。だから戻って来い。』
「兄さっ...ん...」
脳裏に兄さんとの今までのことが浮かんでは消えていった。
気がついた時には僕はそとに出ていた。
走った。何処にいるかもわからないけど、ただひたすら走った。
「兄さんっ...!どこっ...」
泣きながら全力で走った。
でも兄さんは見つからなかった。
死のう。
兄さんがいないなら死んだ方がいい。
俺は兄さんに犯されたときからずっとおかしい。
兄さんのことしか考えれない。好きだから。
兄さん今何処にいますか。
会いたい。
僕は川の目の前にいた。
そのまま冷たい川の中に入った。
「兄さん...愛してる...まってて...」
そのとき誰かに肩を掴まれた。
「ちょっと、何してんの?まさたん。」
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