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一日目2
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「おはよー。」
「お、おはよ。...」
僕と柚姫は腕を組んだまま教室に入った。
そのとき、春斗が怒ったような悲しいような顔でこっちを見てた。
あ、僕春斗もヤったんだ。
相変わらず最低だなぁ。
「ねえ、まさき!ちょっといい!?」
「うんっ...」
春斗が僕に近づいて言ってきたから僕はうんとこたえた。
だが、右側の手を春斗がつかんで廊下につれてこうとして、左側の手を柚姫が掴む。
「ねぇ、そのはなし、僕の前じゃ言えないような話なの?
まさき関係なら僕も行くべきじゃないの?」
春斗と柚姫は睨み合ってた。
そのまま僕達は場所を変え屋上に行くことにした。
「なぁ、まさき!どーゆこと!
あれは嘘だったの!?
昨日したばっかだよね!?なのになんで柚姫なんかとっ...!!」
「違うっ!春斗きいて!」
「なら、僕が昨日何したか全部言ってあげようか?
春斗は聞きたいんでしょ?
ねえ?今そう言ったよね?
まあ、一言で言うとヤった?」
その瞬間隣にいた柚姫がいなくなった。
春斗が柚姫を殴ったのだ。
「お前はっ...お前は俺を馬鹿にしたいのかよ!」
「お前に僕のことなんかわからないだろうね。
どうしてこれくらいのことで焦ってんの?そんなんなら君にまさきは守れない。
そうだろう?
目に涙なんか溜めてさ、馬鹿みたい。君に構ってる暇はないんだよね。
それと、君のこと友達なんて思ったこともないし。」
「っっっ!!!!.........なんなんだよ全員っ.....」
僕はただそこに立っていることしかできなかった。
そして、春斗は柚姫をはなして、僕のところにきた。
「俺らはなんもなかった。
それでいいんだよな。
お前誰にでも体譲るやつだったんだ。
この淫乱ど変態野郎。
もう話しかけてくんな。
じゃあな。
望月くん。」
「っっっ!!!春斗っ!」
僕は兄さんのほかに春斗も失った。
涙が止まらなかった。
「まさき。僕痛いんだ。殴られたとこじゃなくて。
まさきは、僕より春斗が好きなんだね。」
「柚姫っ!違う!違うよぉ!」
柚姫は僕の横をとおりすぎた。
ガシッ!
「...一人にっっ...しないでっ...」
僕は気づいたら柚姫に抱きついていた。
「ああ、しないよ、まさき。」
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