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一日目4
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長い長い一日が終わった。
「ふぅ...」
「まさき。帰ろうか。」
「あ、うん...」
「...」
僕はそのまま柚姫と教室を後にした。
「ねぇ、まさき。少し寄り道してっていいかな?」
柚姫がいきなりそう言った。
そして着いた先はアクセサリー屋だった。
柚姫こんなとこに興味あんのか。...
ちょっとひいた。
「いろいろ見てまってて。」
「え、うん。」
僕はいろいろ見てまわった。
どれもこれも1万は軽くこえるものが多かった。
寄り道で寄るとこじゃないよここ。
やっぱ柚姫の家すごいしなー。
「ごめん遅くなった。帰ろうか?」
「うん。何か買ったの?」
「秘密。」
柚姫は人差し指を口の前に持っていって、ウィンクをした。
イケメンだからできることだと思った。
そして柚姫は僕を家まで送ってくれた。
「わざわざ家までありがと。じゃあ、また明日...わっ!」
気づいたら柚姫の腕の中にいた。
「好き。愛してる。僕だけを見て。まさき。」
柚姫はそういって黒と青のシンプルなネックレスを僕につけてくれた。
「え、柚姫これって...」
「さっきの店で買った。俺とお揃い。」
なんだか久々に幸せな気分だった。
そして、やっと柚姫との一日目が終わった。
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