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帰り道
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僕は帰は華月に助けてもらったあと自分の家にむかって走った。
その途中自分の家の前に誰か立ってるのが見えた。
「兄...さんっ...っ」
僕の声に兄さんは気づいていない。
僕はそのまま様子を見ることにした。
何分か立つと兄さんが独り言のように呟いた。
「まさき。好きだ。迷惑かけてごめんな。
もう、諦めるから。」
そう言って僕の家をあとにした。
「ははっ...何言ってるのさ兄さん...」
何言ってるかわかんないよ。僕も好きなのに。いかないでいかないで。
僕は声を殺して泣いた。
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