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体育祭
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「お前らよく聞け、優勝できなかった場合は全校生徒の前で1人1人告白だ。わかってるよな?」
委員長が教卓に肘をつきながらそう言った。
そう、もう少しで体育祭が始まるのです。
しかも負けたら全校生徒の前で告白。
負けたらダメだ。
そして、その時間が終わった。
休み時間柚姫は僕のところにきた。
なんだかとても機嫌がいい。
「まさき。告白だって。ふふふ、まさきの楽しみだな。」
「ちょっと!なんで負け決定したみたいになってんのさ!たしかに足遅いけど。。。」
そう、柚姫は7.5秒で、僕は8.6秒だ。
おまけに身長も170いかない。
得意なものなんてない。
なんか泣けてきた。
そんなことを話していると委員長がきた。
「大丈夫だ望月!このクラスには柚姫と春斗がいるからな!ははは!」
「いや健太くん、僕足ひっぱることしかできないよ...」
「安心しろ!カバーするぞ!」
「はぁ...」
僕どーするんだろ...
そう思った。
柚姫に相談しよかな...
「ねぇ、柚き...あれ?」
さっきまで隣にいた柚姫がいなくなっていた。
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