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似たもの同士
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「おい」
「ん?何か?」
厄介なのに絡まれたようだ。
突然僕に話かけてきた春斗は僕の手を引っ張って廊下に連れ出した。
「で、何か?」
「何かじゃねーよ。まさきとあきらさんがより戻したってどう言うことだよ。」
顔を真っ赤にして睨む春斗はトマトみたいだった。
嫉妬してんのかな。
僕は好きな奴が幸せならそれでいい。
「ああなる運命だから別にいいだろ。」
「よくねぇよっ!...俺、...本気で好きだったんだよぉっ...!」
僕だって同じに決まってんだろ。
それは今でも変わらない。
だか、まさきが選んだのはあきらだろう。
僕等は似たもの同士だけど感情は違うみたいだね。
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