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クリスマス。番外編。
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「綺麗...」
「だな」
僕等はツリーに見とれていた。
その間に兄さんはスマホを取り出して準備していた。
その時僕はあるものを見つけた。
ツリーの隣にある看板のようなもの。
「なにこれ...?」
《ここでキスすると永遠の愛間違いなし!!》
僕がそれを見ていることに兄さんは気がついたらしい。
「まさき、もうちょいよって」
「ん」
僕は兄さんとスマホで写真をとった。
そして、2枚目を撮ろうとした瞬間。
「んぅ?!んむっ、はぁ...ふっ」
兄さんに口を塞がれた。
誰かが見てたかもしれない。
けど兄さんはそんなことおかまいなしにキスをした。
「永遠の愛間違いなしかもね。」
「なっ...!兄さんのスケベっ」
やっぱり好き。
永遠の愛なんてとっくに僕等にはあるでしょ、って思ったことは絶対秘密。
来年も再来年もそのまた来年も。
僕等はずっと一緒。
それは永遠に変わることはない。
end.
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