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お守り
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「はぁ、はぁ、...」
「兄さんっ!」
「まさき?」
「おつかれっ!1位おめでとう!はい、お茶」
「ありがとう」
僕は兄さんのところまで走りお茶を持って行った。
兄さんは少し汗をかいていて、首から垂れる汗がエロく見えた。
ぎゅっ
「わっ!ちょばかっ!」
「栄養補給。まさき不足。」
兄さんは後ろから僕に抱きつく。
柔軟剤と汗の匂いがする。
皆がみてて抵抗するけど、兄さんは僕から離れようとしない。
そのとき、アナウンスが。
《次の種目は第二学年男子、徒競走です。》
「わああ!最悪っ!」
「まさき。ファイト。お守りはい。」
「なにこれ...?」
兄さんが手に何かをのせた。
それは兄さんと僕の首についた焼印と同じマークがついた、オシャレな物だった。
「綺麗...」
「だろ?ビリにはなんなよ?」
「!うんっ!僕頑張るから!」
そして、兄さんは僕の背中をぽんとおした。
僕はそのままスタートの位置のとこまで走った。
「仲いいですね...あきらさん」
「まあな。」
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