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無防備
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やばい。ほんまこれはやばい。
センセぇに呼び出されて
30分丸々お説教をされた俺は
職員室を出てダッシュで生徒会室へ向かって走った
「ちっと授業寝たくらいで説教長いわ!」
ずっと立ちっぱなしで説教聞きよったき
足が怠くて重い。
そんな事お構いなく猛スピードで走った
「姫待ちゆうかなあ〜♪」
この一週間、生徒会の皆が俺に勉強を教えてくれて
これがびっくりする事に
皆は学校のセンセぇより教え方が上手い
「今の俺はもう天才やで桐島♪」
家におる桐島へとテレパシーを送った
まぁその頃、桐島の背中に悪寒が走ったなんて
そんなん知らん♪
生徒会室へと続く廊下に来たら
走るのを辞めて俺はまたスキップをした
「姫〜♪姫〜♪時々ナル〜♪」
今日は姫とナルが教えてくれるし
二人の絡み見よったら面白くて
勉強なんてあっという間に終わる♪
「お待たせぇ〜❤︎」
そんな事を考えながら、俺は扉を開いた
「って・・・ありゃ?」
けんど、中を見渡すと
姫もナルもおらんかった
おったのはソファに座って
何やらスースー寝息を立てるいっちゃんやった
「え・・・」
って!えええええええっ!!
い、いっちゃん寝よる!!
「い、いっちゃーん?」
近付いて、いっちゃんの顔の前で
手をヒラヒラと振ってみたけど
なんや起きる気配が無い
「・・・ン・・・」
はぅっ!!❤︎❤︎❤︎❤︎
『ン』って!!
今『ン』って言いよった!
「か、可愛いっ・・・」
どうしよう。いっちゃんの寝顔
めちゃくちゃ綺麗過ぎて・・・やばい
「いっちゃん、ちょいそのままな?」
俺は携帯を構えて写真を撮った
「あっ、ツーショット撮れるかも」
何枚か色んな角度からいっちゃんの寝顔をカメラに収め
最後にいっちゃんの顔に近付いて
内カメラにしてツーショットを撮った
「あぁっ・・・きゃわいい❤︎」
永久保存版や❤︎
その後も止まらんくなって
また何枚も撮ってしもうた❤︎
けんど、いっちゃんは一向に起きる気配が無かった
「ふふ❤︎いっちゃん〜❤︎
そろそろ起きんと襲うぞ〜❤︎」
「・・・・ン・・・っ」
ああっ❤︎ほんま可愛いっっ
早う起きんと理性飛ぶよっ?
「・・・・ん・・」
やばいな・・・ちょ、ちょっとだけ
ちょっとだけなら・・・えいかな?
俺の前で無防備に寝るいっちゃんが悪いっ!
なんて自分の中でいいように思うて
俺はソファの背もたれへと手を掛け
いっちゃんの上に覆い被さった
「いっちゃん〜❤︎チューするで〜?」
まぁ、流石に唇にはせんけど
頬っぺたくらいなら・・・・
「ふふ❤︎ちょっとくらい許してよ?」
いっちゃんの顔に近付いて
頬っぺたにチュッとキスをした
「・・・・新」
その時、頭を急に引き寄せられて
「っ!?」
いっちゃんが俺にチューしてきた。
「んっ、ちょっ・・・いっちゃ・・・んんっ」
って、いやいやちょいまち!!
いっちゃん寝ぼけとる??
「っ・・・新・・・」
うわ・・・舌入ってきた
「ん・・・いっちゃ・・・っ」
起きてないがか?・・・
俺を姫と間違えちゅう?
「はぁっ・・・んっ・・・」
起こすべきか?
けんど、凄い力で頭抑えられちゅうし
んー、どうしような・・・
「・・・ん、っ・・・はぁ」
まぁ、えいか❤︎
「いっちゃん・・・」
舌を絡めてくるいっちゃんの舌に
俺も合わせて暫くベロチューをした
こんな事しよるのに
いっちゃん全然起きんってある意味凄いな
そんなに疲れちょったがか?
「はぁ・・・ん、・・・んっ」
にしても、やばいな本当に
このままいっちゃん起きんかったらどうしよう
いっちゃんのチュー気持ち良過ぎて
「んっ・・・いっちゃ・・・ん」
勃ちそうながやけど。
「っ・・・・」
いかんいかん、抑えろ。
流石にやばいやろ。
寝込み襲うとかそれは流石にやばい
「・・・新・・・新」
息をする為に唇を離すと
いっちゃんはその度に
姫の名前を呟いた
「・・・・どんだけ好きながよ」
俺を姫と間違えて、
こんな激しいチューしよるのに
いっちゃんはずっと姫の名前を呼ぶ
「ちょっとムカつくでそれは」
俺の名前も呼んでや
「・・・ン・・・」
ようやく唇が離れたかと思えば
またいっちゃんはスースー寝息を立てて
ソファにポテっと体を倒した
気持ち良さそうに眠るいっちゃんを見ると
俺の中で悪い魔物が笑いよった
「ふふっ・・・いっちゃん❤︎
もうほんまに起きんと・・・」
スルリと自分のネクタイを緩め
そのまま俺はいっちゃんの制服に手を掛けた
そろそろ我慢の限界やわ
「襲うで?❤︎」
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