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破壊と本能
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薬が体に回ったのか
新のはズボンの上からでも分かるほどに
シミを滲ませてツンと勃っている
必死に体の震えを止めようとして
俺に体をピタリとくっつけて
それでも止まらない快感は口から零れている
「ぁ・・・あァっ・・・な、んで・・・
びや、くなん、かっ・・・」
途切れ途切れに新はそう呟いた
「なんで?気持ち良いだろ?」
耳元で囁くと新はぎゅっと力を入れて
俺の胸に体を預けてくる
「俺が好きか?」
「ふぇ?・・・っん、な」
俺はずっとお前を壊してしまいそうで怖かった
お前が俺を好きだと言えば
俺の気持ちは枷が外れて
きっと俺を嫌いになってしまう程に
俺はお前をめちゃくちゃにしてしまいそうで怖かった
「言えよ。俺の事好きか?」
けど、いざ付き合い始めると
そんな事はもうどうでも良くなった
「っ、んぁ・・・す、すきっ・・だ・・・」
潤んだ瞳を俺に向け、新はそう答えた
それを聞くとまた俺は笑みが浮かぶ
「そっか・・・」
そして新の体を抱き上げてベッドに向かった
その間ずっと俺の首に唇をくっつけて
耳元で“ 早くシろ ”と新は呟いた
「め・・・がねっ・・・ん、ァ」
ベッドに新を下ろして俺は上の服を脱いだ
新は物欲しそうな顔をして俺を見上げる
「新・・・好きだ」
「んっ・・・ぁァ、お、れも・・・」
「・・・知ってる」
覆い被さると自分から俺に手を伸ばして
キスをしようとしてくる
けどまだしない。焦らして、焦らして
もっと俺を求めればいい
中々手を出さない俺を見て
新はなんで?という顔をして口をパクパクさせている
その新の表情にまたゾクゾクした
「ふっ・・・」
・・・なんで媚薬なんか使ったか?
「新・・・」
「ふっぁァ・・・な、にっ?」
そんなの決まってる・・・
「今からお前を壊すから」
お前の壊れる顔が見たいからだよ
「あぁ。だけどさ・・・
俺はお前の嫌がる事はもうしないって決めたんだよ」
そう言って俺は新から体を離した
「っえ、んァ、な・・・あ・・・」
嫌がる事はもうしない
「どうする?どんな風に俺に抱かれたい?」
けど、お前が望めば・・・
俺は喜んで嫌な奴になってやるよ
「そ、んなっ・・・の、ぁ・・・」
薬のせいで身体も思考も全て快楽に支配され
頭の中までグチャグチャになれ
「なぁっ・・・おれ、はっ・・・」
「なに?」
壊すのが怖いなら・・・
いっそ壊してしまえばいい
「優しい俺がいいか?」
壊して・・・また元に戻せばいい
それを何度も繰り返して
俺の与える快楽でいっぱいにして
俺無しじゃ生きれない体になればいい
「あ・・・ァっ、なる・・・みっ・・・はっぁァ」
ここ最近、あまり新に触れなかったのはこの日の為
焦らし続け、快感を欲した新の体は
「・・・っん、ァ・・・こ、わして・・・っ・・・」
完全に理性を無くして
本能で“本当に欲しい俺”を求めてくる
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