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番外編【リクエスト・ポッキーゲーム】
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「な……おいお前…」
ふにゃふにゃしてる新に『えっちしよ』と言われた俺はもう半分理性が飛んだ。
当の本人はルンルンと楽しそうに俺の服を脱がし始めた。
「新‼︎やめろ‼︎」
「ふぇ?」
「馬鹿か、お前酔ってんぞ‼︎」
新からの誘いは正直嬉しいが、今は真っ昼間だぞ……それに今日はバレンタインだぞ…お楽しみは夜だろ‼︎
「とにかく水飲め。あと横になってしばらく寝てろ」
「………むぅ」
「ほら、立って……」
ぶすっと頬を膨らませる新の腕を引いて立ち上がらせようとした時だった。
「わぁっ‼︎」
フラついた新は体のバランスを崩し倒れてしまった。その時机の上に置いてあった生クリームが入ったパックに腕が当たったらしく、床一番面に生クリームがぶち撒けられた。
「おい大丈夫か?…」
「んん〜……」
生クリームは新の顔や服にも付いてしまって、早く洗濯しねえといけねえな。なんて冷静に考えている時、新は自分の口元に付いた生クリームを舐めとり、俺を見上げて来た。
「にゃめろ」
「………は?」
「……にゃめろ」
……………舐めろと言っているのか?
「ベトベトきもちわるい……にゃめて?…」
「…………」
洗濯なんて後回しだ。
「んっ‼︎」
どうせ半分飛んだ理性だ。このくらいはいいだろ
「にゃ…ぁ…っ……んっ……」
抱き寄せて新の顔に付いた生クリームを綺麗に舐めとる。いつもより体が火照ってるな…まさかあれくらいの微量な酒でこんなになるなんて
「にゃる、み……ん、…もっと……」
「新……」
舌を出してキスを強請る新の顔は恐ろしい程エロい……
こんなに甘えてくるこいつを見れるのはもしかしたら今日だけかもしれない。
押し倒したい衝動が頭の中をぐるぐる回ってる。何とか我慢しようとした時、新は上目遣いで俺を見てきた。
「えっちする前に……チョコ食べたい……」
「??」
コクリと頷いた新は、うんしょ、うんしょと言いながらレジ袋からある菓子を取り出した。
その菓子を手に取り、箱を開け中のチョコ菓子を一本口に咥えまた俺の胸倉を掴んで来た。
「あ、新?」
この体勢は……このシチュエーションはまさか…
「ほっひーへーふひほ(ポ◯キーゲームしよ)」
やはりポ◯キーゲーム⁉︎
それぞれポ◯キーの両端を咥え噛み進め最後にはキスをするという小っ恥ずかしいゲームをしようだと⁉︎
「新……」
してやるよ
俺もポ◯キーを咥えた時、何故か両肩を掴まれ動けなくなった。
このままでは噛み進めない
「おい、離せよ」
「おまえは食べるな‼︎おれがそっちまで行く‼︎」
「は?」
「食べるなよ‼︎我慢してろ‼︎」
「…………」
我慢……してろ?…
とりあえず怒鳴られ、俺はポ◯キーを咥えたまましばらく動かないでいた。
【ポリ……ポリ……ポリ…】
新がポ◯キーを食べ進めだんだんと顔が近付いて来る。
小さい口で細いポ◯キーを咥えながら、時々視線を俺に向けてくる新がエロくてしょうがない
【ポリポリ……ポリ…】
何なんだこの変なお預けプレイは……早くこっちまで来いよ待てねえ
「……っ…」
やがて、新の唇が俺の唇に当たった瞬間、完全に俺の理性は飛んだ
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