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《元旦の夜》4
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嘘でも…
『愛してる』って、言えば…みずきは喜ぶんだろうか…
でも、やっぱりそれは出来なくて…
もう、オレは…誰も愛せないから…
愛さないって、決めてるから…
「みずき…」
愛の言葉を紡ぐみずきに触れ、キスを求め…深くくちづけを交わして…
みずきの言葉を塞ぐアキラ…
愛し返せないから…せめて身体は自由に…愉しんで欲しい…
それくらいしか…
オレにはないから…
恋人として…一緒に居られる間くらいは…
「んッ、ぁ、ハァ…みずき」
心に過る想いも、みずきの与える快感の波に流されていく…
前を手でいじられ…胸を舌で刺激され…
興奮を高めていく…
みずきはアキラの下腹部へ降りていき…
太ももの間から、勃ちあがったアキラのものから滴る粘り気のある雫を舌で舐めとる…
「ぁ…っ」
ピクっと反応するアキラを視界に捉えつつ…
快感を促すため、それを口腔内に招き、しゃぶりつく…
さらに、後ろの窄みも指で弄りながらならしていくみずき…
「ん、ぁ…イイ!はぁ、ァ、んっ」
口と、浅く入った指で前立腺をてきかくに刺激され…
みずきの与える極上の刺激に、悶えてしまうアキラ…
「あッ、ダメ…っ、も、イきそッ…ん、アァっ!」
そのままさらに激しく促され、身体をびくんと震わせて、アキラは感じたまま白液をみずきの口腔内に散らす。
射精の快感に、熱く息をつくアキラだったが…
「痛ッ…」
不意に顔をしかめる…
「アキラ?どうした!?」
「はぁ、…ん、大丈夫…ちょっと左足が…」
すっと、左足の太ももに触れながら言うアキラ…
「…大丈夫か?」
「ん、ちょっと麻痺しただけ…すぐ良くなるから続けて…」
麻痺の痛みを我慢しながら、少し笑みをみせ、そう促すが…
「いや…」
みずきは首を振りながら、硬く麻痺したアキラの左足太ももをマッサージし始める。
「ッ!ぁ…はぁ」
初めは痛がるアキラだが、マッサージをすると足が次第に弛緩し柔らかくなる。
「大丈夫か?」
「ん、ありがと…も、平気…今日結構歩いたから…」
息をつき、深緑の瞳を重ね答える。
「アキラ…」
「続きしよ…」
みずきにキスを落としながら言うアキラ…
「いや、服着て休んだほうがいい…」
無理はさせたくないみずき…
そうすすめるが…
「だって、まだお前イってないだろ」
「そんなことよりアキラの体調の方が心配だから…」
「ヤダ…」
そう首を振る…
「アキラ…」
「できる、したい…」
アキラはそう言うと、今の間にすこし引いていたみずきの中心をくちに咥え、刺激していく…
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