アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
act.10-4
-
「マヨネーズと和風ドレッシングしかねーけど、どれがいい?」
「じゃあ、和風ドレッシングで。」
冷蔵庫からサラダを持ってきてくれた先輩は、いつも通りで……。
さっきはどうしたんだろう?
怒ってたように見えたけど…。
「………。」
「………。」
「…………その…、さっきは悪かった。」
先輩は少し頭を下げた。
「いえ!俺、ペラペラ喋りすぎちゃいましたよね!すいません。」
「間崎が謝ることはねーよ。……何ていうか、その……お前の話聞いてたらこっちまで恥ずかしくなったっていうか…、……お前、顔赤くなってたし。」
え…?
「……じゃあ怒ってたわけじゃないんですか?」
「怒ってねーから、安心しろ。それと、お前がそいつのことスゲー好きなのも伝わったよ。」
…よかった。
怒らせちゃったわけじゃなかったんだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
96 / 177