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俺と弥生と大智は最近風紀室で済ませていた昼食を今日は食堂で済ませる事にした。
理由は、黄華星を追い出す為の最初の手段の為だ。
「本当、紫苑を怒らせるなんて凄い人達だ。」
「そうですね。僕らの紫苑様の逆鱗に触れたんですもの。それ相応の罰は受けて貰いたいです。」
「本当、お前らには頭上がらないな。すまないな。頼ってばっかりで。」
「恋人だから当然だ。」
「そんな、僕は何でも出来る会長様だから慕ってるんです。」
本当、良い奴だな、こいつらも。同じに大智には申し訳無いって思う。好きなのに恋人とイチャつかれて普通だったら悲しい筈なのに、笑顔でいてくれる。多分、1人でいたら泣いてると俺は思う。健気だよ本当。
「さぁ、行くか。」
「おぅ。」 「ハイ。」
ガチャ
キャア会長様〜〜〜〜‼︎‼︎‼︎‼︎
久しぶりに来てくれました〜〜‼︎‼︎‼︎
お仕事頑張って下さ〜〜い‼︎‼︎‼︎
弥生様お美しい〜〜‼︎‼︎‼︎
いつまでもお幸せに〜〜‼︎‼︎‼︎
隊長様も良いなぁ〜〜会長様達と一緒に居られるなんてさ〜〜。
不思議と俺の親衛隊以外からも俺らに声援を送ってる。
「弥生、大智役員席行くぞ。絶対あいつらもコッチに来るからな。」
「全面対決か。」
「会長様に勝てる訳がありません。」
弥生はしょうがないが、大智を役員に出来たらどれだけ楽になれただろうか。大智は抱きたいランキングの2位に入った。なのに役員にならず俺の親衛隊の隊長になった。理由は、
「紫苑様と弥生様を1番近くで見たいからです。」
健気過ぎる。絶対成功させてやるからな。
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