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8 別ルート
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「残りは、副会長と黄華星だ。もちろん、元凶の黄華はラストに回すからまずはお前からだ。副会長。」
呼んだら、一瞬ビクッと震えた副会長。
それだけでも滑稽だがな、それで済むのなら俺は気が済まねぇし、親衛隊の奴等も可哀想だ。
「今回、お前には、これを言い渡す。
この学園に黄華が入ってからの事を家に俺から報告する。」
その瞬間顔がブルーハワイ並に青くなる副会長。
「そ・・それだけは‼︎やめて下さい‼︎」
「何故だ?俺は、間違いの無い事実を述べるだけだぞ?それとも何か?別の罰が良いのか?」
「ハイ。ココに居たいですから。」
「そりゃ、そうだな。自分の与えられた責務を全うも出来無い奴に家を継がせる訳にはいかねぇし、勘当されるよな。」
「そうです。なので、家に報告だけはどうかご勘弁を。」
「それなら、お前はどんな罰を受ける。」
「私は、生徒会を続けたいです‼︎今更、許して貰えるか分かりませんが、続けたいです‼︎」
「ほぉ。その熱意は良いな。ただな、罰を言い渡す前に一つだけ言っとく。」
「何ですか?」
「この学園に、お前の営業スマイルが分からなかった奴なんて1人も居なかったぞ?」
「えっ?」
そう。こいつはこれを知らなかった。周りの事には敏感だが、自分に対しては鈍感だ。
みんな普通の笑顔だと思い込んでいた。
「お前が、家で努力して来た事をたった1人の言葉で消えた。そう親の頑張りをな。」
「親の・・頑張り。」
「あぁ。これを気に営業スマイルをまたするんだな。家を潰れたく無ければな。そこで、お前には明日1日、生徒会・風紀の書類仕事を1人でやってもらう。パトロールは俺と弥生達が受け持つからそこは安心しろ。もちろん、出来たら翌日は学園を休もうがお前の自由だ。出来なければ、性処理委員だ。異論は無いな?」
「ハイ。分かりました。何も反対はありません。こんなので私がどうなるか分かりませんが、どうか私の誠意を見て下さい。」
「くく。分かった。頑張るんだな。」
副会長の罰が終わり、残るは、
「最低だ‼︎紫苑も弥生も‼︎」
喚いているマリモただ1人。
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